ヒートショック対策 すきま風・底冷え 冬の悩み

実家が寒い。親は平気と言う。帰省時に見ておく6つのこと

実家が寒い。親は平気と言う。帰省時に見ておく6つのこと

年末に実家へ帰ったら、家の中が思っていたより寒かった。本人に言うと「慣れてるから平気」と返ってくる。

この記事では、実家の寒さをどう見て、どう切り出すかを整理します。住んでいる本人には気づきにくく、たまに帰る側にはよく分かる——この差から話を始めます。

作成者 倉持 悦子(株式会社感動ハウス 代表取締役) プロフィール

作成日 2026年9月20日 最終更新日 2026年9月20日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約8分

住んでいる本人は、なぜ寒さに気づきにくいのですか?

少しずつ寒くなったからです。窓のすき間も、サッシの傷みも、何十年かけてゆっくり進みます。毎日その家にいると、変化の手前と後を比べる機会がありません。一方、たまに帰る側は、自分の家との差として一度に感じます。

実家に帰った家族が寒さに気づきやすい場所を、脱衣所・廊下・使っていない部屋・窓際の順に示した図 図1 実家に帰ったときに気づきやすい場所 脱衣所・洗面所 暖房がない 廊下・階段 暖房が届かない 使わなくなった部屋 扉が閉まったまま 居間の窓ぎわ 暖房はあるが冷える 棒の長さは「帰省した家族が気づきやすい度合い」の見当で、測定値ではありません。 実際の温度差は住宅の断熱性能・間取り・暖房の使い方によって異なります。 出典:感動ハウスの現地調査での確認項目(2026年9月時点)

「慣れている」は、寒くないという意味ではない

長く同じ環境にいると、その状態が基準になります。寒さを我慢しているという自覚がないまま、厚着をする、その部屋を使わない、といった形で対応していることがあります。本人が困っていないように見えても、暮らし方のほうが寒さに合わせて変わっている場合があります。これは我慢しているというより、その環境で無理なく暮らすための工夫でもあります。

暮らし方の変化が、いちばん分かりやすいサイン

冬になると使わなくなった部屋がある。居間から動かなくなった。入浴の時間が短くなった、または回数が減った。こうした変化は、寒さへの適応として起きていることがあります。「寒い?」と聞くより、この冬どう過ごしているかを聞くほうが実態が見えます。「あの部屋、最近使ってる?」という聞き方であれば、責めるような響きにもなりません。

家族の体には、どう関わってきますか?

暖かい場所から急に寒い場所へ移ると、体には負担がかかります。入浴の前後は、居間・脱衣所・浴室・湯船と、短時間で温度の異なる場所を移動する場面です。

温度差と体への影響については、ヒートショック対策の記事で詳しく扱っています。ここでは「家の中に温度差ができていて、そこに窓が関係している」という点にしぼって整理します。体調への影響には個人差があり、健康上の不安がある場合は医療機関にご相談ください。

出典:本記事は住まいの断熱に関する情報であり、医療上の助言ではありません。

暖房を足すだけでは届かない場所がある

居間にストーブを足せば、居間は暖まります。しかし脱衣所や廊下には届きません。そして、暖房のない場所ほど、窓からの冷えがそのまま室温に出てきます。暖房を増やす方向だけで進めると、光熱費が上がるわりに、いちばん寒い場所が変わらないということが起こります。どこが寒いのかを先に決めてから手段を選ぶほうが、結果として無駄が少なくなります。

実家の話は、どう切り出せばよいですか?

「寒いから直そう」ではなく、具体的な場面から入るほうが話が続きます。すでに本人が不便に感じていることのほうが、寒さという抽象的な話より共有しやすいためです。

帰省時の観察から本人との会話、現地確認、範囲の決定までの流れを4段階で示す図 図2 実家の相談を進める順番 STEP 1 帰ったときに見る どの部屋が寒いか 使っていない部屋はあるか STEP 2 暮らし方を聞く この冬どう過ごしたか 困っている場面はどこか STEP 3 窓を見る ガラスの枚数 枠を触ったときの冷たさ STEP 4 範囲を決める 1か所から試すか まとめて考えるか 寒さそのものより、すでに起きている不便から話すほうが伝わりやすいようです。 進め方はご家族の状況によって変わります。ご相談の窓口がご家族という形も承っています。 出典:感動ハウスの現地確認の進め方(2026年9月時点)

決めるのは本人。家族は材料を用意する

工事をするかどうかは、住んでいる方が決めることです。ご家族の側でできるのは、判断の材料を用意することだと考えています。費用はどのくらいか、工事は何日かかるのか、家を空ける必要はあるのか。こうした情報がそろって初めて、本人が判断できる状態になります。逆に、材料がないまま「やったほうがいい」とだけ伝えても、判断のしようがありません。

「大がかりではない」と分かると話が進みやすい

内窓の設置は、今ついている窓の内側にもう一枚の窓を足す工事です。壁を壊す必要がなく、1窓あたり約60分で設置できます。住みながら工事ができ、その日のうちに元の生活に戻れます。「家を空けなくていい」「一日で終わる」という点は、高齢のご家族にとって負担になりにくい要素です。工事の内容は内窓設置リフォームをご覧ください。

出典:施工時間は感動ハウスの自社公表値です(2026年9月時点)。窓の状況により変動します。

実家の断熱リフォームで家族が用意できる情報と、住んでいる本人が決めることを対比して示す図 図3 家族が用意できることと、本人が決めること 家族が用意できる 本人が決めること どの部屋が寒いかの記録 工事の内容と日数 費用の見積り 相談先を探す 工事をするかどうか どの部屋からやるか 日程をいつにするか 予算をどうするか 判断の材料を用意することと、決めることは分けて考えると話が進みやすくなります。 進め方はご家族の状況によって変わります。 出典:感動ハウスの現場での説明(2026年9月時点)

全部やらなくてよい

家じゅうの窓を一度に決める必要はありません。脱衣所ひとつ、寝室ひとつからでも始められます。場所を絞った工事は一部屋断熱リフォームとして用意しています。効き方を確かめてから次を決める、という進め方であれば、本人にとっても決断が軽くなります。まず脱衣所だけ、次の冬は寝室、というように数年かけて進めるご家庭もあります。

実家の寒さは、どのくらいですか?

下のチェックは診断ではなく、帰省したときに見ておくと役立つ項目です。当てはまる数が多いほど、家の中の温度差が大きくなっている可能性があります。

実家の寒さセルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個家の中の温度差は限定的かもしれません。窓のガラスの枚数を見ておくところからで十分です。
2〜3個暖房のない場所との差が出ている可能性があります。まず脱衣所と廊下の窓を見てみてください。
4〜6個暮らし方のほうが寒さに合わせて変わっている可能性があります。範囲を絞った検討から始めるのが向いています。

離れていても相談できます

ご相談の窓口がご家族で、現地調査の立ち会いは実際にお住まいの方、という進め方も承っています。感動ハウスは茨城県筑西市に本社を置き、茨城県と栃木県を対応エリアとしています。日程はご都合にあわせて調整させていただきます。お見積りの内容は、ご家族へ共有していただいて構いません。

急がせないことも大切です

寒さの話は、どうしても「早くやったほうがいい」という方向に傾きます。ただ、住み慣れた家に手を入れるのは、本人にとっては生活が変わることでもあります。感動ハウスでは、急かすようなご提案はしていません。ご提案内容とお見積り金額、そしてデメリットを含めたすべての条件にご納得いただいてから、正式なご契約となります。その場で決めていただく必要はなく、ご家族で持ち帰って相談されるのが自然な進み方だと考えています。

実家の断熱について、よくいただくご質問は?

現地調査のときに実際に伺うことの多い質問をまとめました。住宅の状況とご家族の事情はそれぞれ違うため、進め方はご相談のうえで決めています。

親が「そこまでしなくていい」と言います。どう伝えればよいですか?
寒さそのものより、具体的な場面から話すほうが伝わりやすいようです。「脱衣所が寒いよね」「あの部屋、冬は使ってないよね」というように、すでに起きている不便を入口にすると、話が続きやすくなります。

離れて住んでいますが、相談できますか?
できます。ご相談の窓口がご家族で、現地調査の立ち会いは実際にお住まいの方、という進め方も承っています。日程はご都合にあわせて調整させていただきます。

工事のあいだ、親は家にいられますか?
内窓であれば1窓あたり約60分で、住みながら工事ができます。大がかりな引っ越しや、何日も家を空ける必要はありません。作業する部屋への出入りがあるため、ご在宅をお願いしています。

古い家でも工事できますか?
窓の状態によります。窓枠のゆがみや傷みがある場合も、現地で確認したうえで方法をご提案します。感動ハウスの料金には、既存サッシのゆがみ調整も含まれています。

見積りだけをお願いすることはできますか?
できます。現地調査とお見積書の作成は無料で、出張費も基本的にいただいていません。お見積り後に突然ご自宅へ伺ったり、しつこくお電話をかけたりする営業活動は行っていません。

次の帰省までに、何を見ておきますか?

どの部屋が寒いか、そして窓のガラスが1枚か2枚か。この2つをメモしておくだけで、相談のときの話が具体的になります。まずは30秒のチェックで、傾向を整理してみてください。

現地調査とお見積書の作成は無料で、出張費も基本的にいただいていません。お見積り後に突然ご自宅へ伺ったり、しつこくお電話をかけたりする営業活動は行っていません。ご高齢の方だけがご在宅のときも、その場でご契約をお願いすることはありません。ご家族に持ち帰って相談していただく前提で、お見積りをお渡ししています。

30秒で、実家の寒さ・結露の傾向を確かめる

質問に答えるだけで、窓まわりの状態を整理できます。個人情報の入力はありません。

30秒の寒さ・結露チェックへ

この記事と関連する新着情報も見る